DESIGN SPECTACLES
デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。
みなさんと共に、社会の課題を多角的な視点で「もっとやさしく」捉え直すメディア〈DESIGN SPECTACLES〉。 鼎談第一回目では、複雑で漠然とした課題を、余白のある「問い」へと括りだす重要性や、そのために必要な視点を模索してきました。 しかし、「問い」を立てる前提となる「本質の課題」は言語化されていないことも多々あります。 困っている人に「何が問題なんですか?」「何が必要ですか?」とダイレクトに質問しても、困っている人は解決策をもっていないからこそ、困っている。
社会課題に取り組む人にリアルな話を聞いてみた「実は砂浜にあるゴミって、海から流れ着いたゴミじゃなくて、約8割が内陸からやってきたゴミなんですよ。河川を通って、海を経由して流れ着いたゴミがほとんどで」 そう話してくれたのは、大学時代の友人で、4月から社会人になったばかりの渡邊尚紀さん。大学生のときに「aokaras(アオカラス)」という環境団体を立ち上げた渡邊さんとは、一緒に大学初の音楽系サークル合同新歓イベントを企画し開催したこともあります。 今回は、横田の仮説「デザイン
こんにちは!<DESIGN SPECTACLES>編集部です。 <DESIGN SPECTACLES> 記念すべき第1回目の鼎談企画として、ゲストに、KESIKI 石川 俊祐さん、リ・パブリック 市川 文子さんをお招きして、社会が一体となって社会課題の解決に向かうためには、どんなアプローチが必要なのかをテーマに、デザインの視点で富士通 デザインセンター長 宇田と語っていただきました。盛り上がりを見せた本鼎談の様子を、文字ではなかなか伝えきれないリアルな空気感や発せられる言葉
今回のミッションは「ワークショップ参加」 こんにちは、富士通デザインセンターのデザインアドボケート、横田奈々です! 今回は、2023年3月2日に東京・渋谷にある共創拠点「渋谷QWS」で開催された、「JEITAデザイン委員会」主催のワークショップ「JEITAエコシステムトライアル」に参加してきました。 前回の宇田さんとの対談から引き続き、「社会課題×デザインアプローチ」をテーマに、横田の仮説「デザインアプローチの8つのSTEP」を検証できたらと思います。特に「STEP1の問題
はじめにこんにちは、デザインアドボケートの横田です! UIデザイナーとして富士通株式会社に入社後、2年目でポスティングを経てデザインアドボケートになりました。学生時代に海外のデザインワークショップに参加した経験から、デザインの力で社会をより良くすることにもっと活かせないかと思い、活動をしています。 「デザインアドボケートチャンネル」は、横田が、デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。1回目は、最近、
いま社会には、一筋縄では解決できない複雑な課題がたくさん転がっています。 みなさんとともに社会課題を考えていくために、まずは私たち自身が、身の回りにどんな課題が横たわっているのか、向き合ってみるというところから始めています。 環境問題、あらゆる社会課題の解決策にひとつの正解はありません。様々な角度から課題を捉え、漠然とした課題に対して、人中心の視点で考え、多くの人が取り組むきっかけとなる「やさしい問い」を立てる。そこから解決の道筋が見えるのではないかと、私たちは考えていま
環境破壊、少子高齢化、経済格差、資源の枯渇。 今、私たちが直面する課題の多くは複雑で、そう簡単には解決できません。 こうした課題を解くために、企業、行政、NPO、研究機関など、様々な組織がそれぞれ努力を重ねています。しかし、一部の組織や意識の高い人だけが頑張っても、社会全体の問題は解決されないもの。例えば、誰かがCO2を削減しても誰かが出し続けていたら気候変動は止まりません。様々な組織や個人を含め、社会が一体となって解決に向かうためには、どんなアプローチが必要なのでしょう?
こんにちは。〈DESIGN SPECTACLES〉編集部です。 このメディアに、たどり着いてくださったみなさん、ありがとうございます! みなさんと社会課題を「もっとやさしく」捉えなおす場として、 このたび、富士通のデザイン組織「富士通デザインセンター」の公式メディア〈DESIGN SPECTACLES〉を立ち上げました。 第1号の記事は、はじめのご挨拶として、なぜ、私たちがこのメディアをスタートさせたのか、その背景をお伝えしたいと思います。 なぜ、富士通デザインセンター