マガジンのカバー画像

デザインアドボケートチャンネル

7
デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

社会課題解決につながる日本らしい政策デザインとは

政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」 後編 こんにちは、デザインアドボケートの横田奈々です。 前回から、政策づくりにデザインアプローチを取り入れているJAPAN+Dさんとディスカッションを行っています。前編では、政策づくりにデザインアプローチを取り入れることをメンバーのみなさんがどう思っているか、また、日本らしい政策デザインとは何かを伺いました。 (下記、前編記事です) 後編では、横田が考える「デザインアプローチの8つのステップ」を元に、政策デザイ

社会課題解決の技術開発に取り組むとは

デザイナーが海洋生分解性プラスチックの研究者に聞いてみた 後編 海洋生分解性プラスチックの研究に取り組む群馬大学の粕谷健一教授を訪ねて、海ゴミ問題の現状と解決の難しさについて、前編では研究者視点伺いました。 後編は、横田が考える「デザインアプローチの8つのステップ」や、デザインと研究に共通するアプローチなどについて、粕谷教授に伺っていきます。社会課題解決を目指す研究に、はたしてデザインはどのように生かせるのでしょうか。 ※本記事に記載されている会社名、商品名は、各社の商

海ゴミ問題の解決に挑む「海で分解するプラスチック」

デザイナーが海洋生分解性プラスチックの研究者に聞いた 前編 こんにちは、デザインアドボケートの横田です。 前回、海ゴミを拾う環境活動を行っている大学時代の友人、渡邊尚紀さんに話を聞きました。 取材の中で人の手では拾いきれないマイクロプラスチックがあることや、それが海の生態系に及ぼしているという問題を新たに知りました。やはり社会課題は複雑で、ゴミを拾うだけでは海ゴミ問題は解決しないようです。 そこで、海洋のプラスチックゴミを減らすにはどうしたらいいか調べを進めていく中で、

活動家に聞いた「社会課題に取り組むプロセス」とは?

幕張の海でゴミを拾い続ける友人 後編 学生時代の友人の渡邊尚紀さんに、環境活動家としての取り組みについて聞いた前編に続いて、後編は、横田が考える「デザインアプローチの8ステップ」について2人でディスカッションしていきます。 特に横田が以前アップした記事、「JEITAのデザインワークショップに参加して分かった『共感』の難しさと『問題探索』の重要性」でも紹介した、「共感」の重要性について聞いていきます。 横田の仮説「デザインアプローチの8つのステップ」とは?横田 今、私たちデ

ゴミはなくならない、でも「枯らす」ことはできる - 幕張の海でゴミを拾い続ける友人 前編

社会課題に取り組む人にリアルな話を聞いてみた「実は砂浜にあるゴミって、海から流れ着いたゴミじゃなくて、約8割が内陸からやってきたゴミなんですよ。河川を通って、海を経由して流れ着いたゴミがほとんどで」 そう話してくれたのは、大学時代の友人で、4月から社会人になったばかりの渡邊尚紀さん。大学生のときに「aokaras(アオカラス)」という環境団体を立ち上げた渡邊さんとは、一緒に大学初の音楽系サークル合同新歓イベントを企画し開催したこともあります。 今回は、横田の仮説「デザイン

JEITAのデザインワークショップに参加して分かった「共感」の難しさと「問題探索」の重要性

今回のミッションは「ワークショップ参加」 こんにちは、富士通デザインセンターのデザインアドボケート、横田奈々です! 今回は、2023年3月2日に東京・渋谷にある共創拠点「渋谷QWS」で開催された、「JEITAデザイン委員会」主催のワークショップ「JEITAエコシステムトライアル」に参加してきました。 前回の宇田さんとの対談から引き続き、「社会課題×デザインアプローチ」をテーマに、横田の仮説「デザインアプローチの8つのSTEP」を検証できたらと思います。特に「STEP1の問題

デザインアドボケート横田が富士通のデザインセンター長に聞いた、「なぜ社会課題にデザインアプローチ?」

はじめにこんにちは、デザインアドボケートの横田です! UIデザイナーとして富士通株式会社に入社後、2年目でポスティングを経てデザインアドボケートになりました。学生時代に海外のデザインワークショップに参加した経験から、デザインの力で社会をより良くすることにもっと活かせないかと思い、活動をしています。 「デザインアドボケートチャンネル」は、横田が、デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。1回目は、最近、