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社会の課題を、等身大に。社会の明日を、あなたとわたしで。社会課題を「もっとやさしく」捉…

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社会の課題を、等身大に。社会の明日を、あなたとわたしで。社会課題を「もっとやさしく」捉えなおす場として、皆さんと一緒に育てていくメディアです。◎富士通グループのソーシャルメディア公式アカウントのポリシーはこちら https://bit.ly/3G8pQgW

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  • 大人の社会見学「目的地は鬼ヶ島」

    笑って感動!富士通グループ社員向けに開催した「大人の社会見学」イベントです。 どんぶらこタクシーで行こう🍑目的地は鬼ヶ島(YouTubeチャンネル) https://www.youtube.com/@donburako_taxi

  • デザインアドボケートチャンネル

    デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。

  • Deep Diver

    理念を軸に社会課題をリフレームし、持続可能な社会インパクトを生み だしている現場に編集部がDeepDiveします。人々にとって本当に心地 よい社会へと前進させるイノベーティブなアクションのヒントを探索

  • Designship Special Contents

    イベント「DesignShip 2023」向けの特設ページです。 https://design-ship.jp/2023

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【ケーススタディ】みんなでつくる「私たちの」公共サービス

企業だけではなく、政府や自治体のつくるサービスの中にもデザインを取り入れる動きが活発になってきています。   たとえば、2018年3月に内閣官房より行政機関向けの参考書「サービスデザイン実践ガイドブック(β版)」が刊行。同年5月には経済産業省と特許庁から政策提言「デザイン経営宣言」が発表されました。2021年9月に発足した「デジタル庁」が同年12月から提供をはじめた「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」は、デザインの視点が活かされた好例です。   サービスが使われ続けるために

    • 桃太郎から学ぶ社会課題 vol.1

      富士通グループの社員向けイベントとして誕生したユニークな取り組み「目的地は鬼ヶ島」より、今回は、記念すべき1stシーズン(2022年5月~2022年7月)の中から3つのテーマをご紹介します。 桃太郎と一緒に近未来タクシーに乗車して、空の旅をお楽しみください。 それでは、鬼ヶ島まで、しゅっぱーつ進行!! 料理好きな元理系男子が演劇界に一石を投じたお話今回タクシーに乗車した桃太郎(ゲスト)は、学生時代に芸能人見たさにエキストラを始めたことをきっかけに、「演劇ごはん」という活動

      • 社会課題解決につながる日本らしい政策デザインとは

        政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」 後編 こんにちは、デザインアドボケートの横田奈々です。 前回から、政策づくりにデザインアプローチを取り入れているJAPAN+Dさんとディスカッションを行っています。前編では、政策づくりにデザインアプローチを取り入れることをメンバーのみなさんがどう思っているか、また、日本らしい政策デザインとは何かを伺いました。 (下記、前編記事です) 後編では、横田が考える「デザインアプローチの8つのステップ」を元に、政策デザイ

        • 省庁を超えた若手中心チームが「政策デザイン」を実践中

          政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」 前編 こんにちは、デザインアドボケートの横田です。 前回の群馬大学の粕谷健一教授との対話の中で、社会課題解決における技術は開発しても普及までに政策や法規制等も整備していく必要があると分かりました。 そこで、政策や法規制づくりに興味を持って調べていたところ、政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」という取り組みを知りました。 経済産業省を中心に2021年6月に立ち上がったこのプロジェクトのメン

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          SPECTACLES NOW!

          こんにちは。DESIGN SPECTACLES編集部です。 富士通デザインセンターは、昨年に続いて、Designship2023に出展しています。今年のDesignshipのコンセプトは、「広がりすぎたデザインを、接続する」。 私たち、富士通デザインセンターも、社会課題に対して、デザインができることを自問自答しながら前に進もうとしています。そんな中、このイベントで、みなさんとどんな対話ができるだろうと、出展に向けて議論を重ねてきました。 たどり着いたテーマ。 それは、

          どうすれば、未来への感度を上げられるだろうか?

          発想の源となるインスピレーションを届ける​​ これまで数々のビジョン創出や新規事業創出に携わってきた中で、​発想の源となるインスピレーションの大切さを実感しました。​未来への発想には、「ヒトの価値観の変化に着目すること」​「世の中のおもしろい情報に触れること」「自ら体験して心を動かすこと」​が必要と考え、人や場を巻き込みながら活動を広げています。​

          どうすれば、未来への感度を上げられるだろうか?

          どうすれば、敷居の高い日本酒に対するハードルを下げることができるだろうか?

          日本酒の味と香りを再解釈した新たなボトルによる直観的に日本酒が選べる体験 国内消費の冷え込みが続く日本酒業界。そんな業界をもっと盛り上げたいという思いから、日本酒好きなデザイナーが集まり「自分の好みを把握し、日本酒を買ってもらうきっかけ作り」となる、新たな日本酒体験をデザインしました。 今回は日本酒に興味があるけど普段飲まない人をターゲットにし、日本酒の味と香りを再解釈した新たなボトルを作成、ボトルを使いながら視覚と触覚で直観的に日本酒が選べる体験を提供します。

          どうすれば、敷居の高い日本酒に対するハードルを下げることができるだろうか?

          社会課題と接する機会を日常にするには?

          社会課題を「鬼や鬼ヶ島」に、社会起業家を「桃太郎」と見立て、「笑い」の要素をプラスしたユニークなトーク番組 日本人の多くが知っているおとぎ話「桃太郎」のストーリーを一言でいえば、「挑戦の物語」であり、村人たちに勇気と希望を与えたことでしょう。桃太郎のように未来に対して行動を起こし、組織や領域を越えた仲間と助け合い協力することの大切さが、この世界に広まることを願っています。 日本を元気に!世界をサステナブルに。

          社会課題と接する機会を日常にするには?

          徳島の酒蔵が持つ個性や魅力を多くの人に伝え、日本、世界へと販路を拡大できるか?

          お酒造りをオープンにし、ユーザー参加で新たな価値を生み出す 日本酒に新たな価値を生み出す鍵は「オープンにすること」です。 日本酒業界は長い歴史と伝統から、酒造りを公開しないことが良しとされています。そういった考えを尊重しながらも、「今の時代に合った日本酒の作り方に挑戦したい、しなければならない」と考えています。

          徳島の酒蔵が持つ個性や魅力を多くの人に伝え、日本、世界へと販路を拡大できるか?

          どうすれば、価値観が多様化する社会で新たな「市民とまちとの接点」をデザインすることができるだろうか?​

          暮らしの中でまちを知り気軽にまちへの意見を言える仕組みづくり 市民の価値観が多様化する中で、行政が全てのニーズを把握し対応することは難しくなっています。そこで私たちは、川崎市中原区の市民・行政・企業の多様な主体で協働し、地域の課題解決を目指す「市民参加型のまちづくり」に取り組んでいます。​三者で対話を繰り返し「暮らしの中でまちを知り、気軽にまちへの意見を言える仕組み」を考案し、武蔵小杉駅周辺で実証実験を行いました。まちに携わる様々な立場の人たちが一緒に考え行動するコトと、ア

          どうすれば、価値観が多様化する社会で新たな「市民とまちとの接点」をデザインすることができるだろうか?​

          どうしたら、住民の声に寄り添いながら、​地域の自立性を引き出せるだろうか?​

          島の魅力の再発見​“食”を軸にした地元高校とシェフのレストラン​ ​日本には、まだ知られていない素敵な人々や伝統文化が、たくさんあると​信じています。まずは、私の周りの素敵でならない人たちを繋ぎ、豊かさで​あふれる世界の第一歩を踏み出したいと思いました。​住民の自律性を高め、佐渡の魅力を再発掘することで、社会インパクトを​あたえることができる施策を住民と共に作り上げています。​

          どうしたら、住民の声に寄り添いながら、​地域の自立性を引き出せるだろうか?​

          VUCA・AI時代を生きる子どもたちのために、デザイン・デザイナーは何ができるだろうか?

          “未来に生きる子供たちに「問う力」を”​ 児童向けデザイン思考を活用した​探求学習・問いづくりの出前授業​ ​未来の社会を創っていく子どもたちにとって、できるだけ早い段階から、​問題発見・課題設定する力を身につけることが重要ではないかと私たちは​考えています。​私たちは、子どもたちが「デザイン思考」を活用し「問いを立てる」ことを「ワクワクしながら学べる」よう、児童生徒向けデザイン思考出前授業​「ワクガク★プロジェクト」に取り組みました。​

          VUCA・AI時代を生きる子どもたちのために、デザイン・デザイナーは何ができるだろうか?

          事業は「理念」を体現する「シーン」 ~地域未来創造企業 きたもっく~

          地域から社会課題の解決に取り組む企業にとって、持続可能な事業をつくることは、リソースが潤沢な都心部に比べると、難しいもの。 そんな中、県外や国外からも仲間が集まり、事業を多角化し、伸ばし続けている企業があります。浅間山の麓・群馬県長野原町北軽井沢にある「有限会社きたもっく」です。 キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」や宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」などの場づくり事業と地域素材を活用した6次産業化に取り組んでいる同社。キャンプ場のオープン以来、20

          事業は「理念」を体現する「シーン」 ~地域未来創造企業 きたもっく~

          はじまりのデザイン ~地域活性を後押しする、内と外のいい関係とは 〜

          私たち、富士通デザインセンターは「社会の課題を、等身大に。社会の明日を、あなたとわたしで。」というミッションを掲げています。そのために、課題を捉え直し問いを立てる「はじまりのデザイン」、問いに対して共にアプローチする「みんなのデザイン」、アウトプットに落とし込む「かたちのデザイン」の3つのデザインを通じ、さまざまな地域や企業に伴走しながら、より良い社会づくりを目指しています。 どうすれば、地域内外の目線を行き来できるのか 地域外の立場から地方創生に関わる上で大切なこと。そ

          はじまりのデザイン ~地域活性を後押しする、内と外のいい関係とは 〜

          社会課題解決の技術開発に取り組むとは

          デザイナーが海洋生分解性プラスチックの研究者に聞いてみた 後編 海洋生分解性プラスチックの研究に取り組む群馬大学の粕谷健一教授を訪ねて、海ゴミ問題の現状と解決の難しさについて、前編では研究者視点伺いました。 後編は、横田が考える「デザインアプローチの8つのステップ」や、デザインと研究に共通するアプローチなどについて、粕谷教授に伺っていきます。社会課題解決を目指す研究に、はたしてデザインはどのように生かせるのでしょうか。 ※本記事に記載されている会社名、商品名は、各社の商

          社会課題解決の技術開発に取り組むとは

          海ゴミ問題の解決に挑む「海で分解するプラスチック」

          デザイナーが海洋生分解性プラスチックの研究者に聞いた 前編 こんにちは、デザインアドボケートの横田です。 前回、海ゴミを拾う環境活動を行っている大学時代の友人、渡邊尚紀さんに話を聞きました。 取材の中で人の手では拾いきれないマイクロプラスチックがあることや、それが海の生態系に及ぼしているという問題を新たに知りました。やはり社会課題は複雑で、ゴミを拾うだけでは海ゴミ問題は解決しないようです。 そこで、海洋のプラスチックゴミを減らすにはどうしたらいいか調べを進めていく中で、

          海ゴミ問題の解決に挑む「海で分解するプラスチック」