マガジンのカバー画像

デザインアドボケートチャンネル

8
デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。
運営しているクリエイター

#デザインアプローチ

省庁を超えた若手中心チームが「政策デザイン」を実践中

政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」 前編 こんにちは、デザインアドボケートの横田です。 前回の群馬大学の粕谷健一教授との対話の中で、社会課題解決における技術は開発しても普及までに政策や法規制等も整備していく必要があると分かりました。 そこで、政策や法規制づくりに興味を持って調べていたところ、政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」という取り組みを知りました。 経済産業省を中心に2021年6月に立ち上がったこのプロジェクトのメン

社会課題解決につながる日本らしい政策デザインとは

政策づくりにデザインアプローチを取り入れる「JAPAN+D」 後編 こんにちは、デザインアドボケートの横田奈々です。 前回から、政策づくりにデザインアプローチを取り入れているJAPAN+Dさんとディスカッションを行っています。前編では、政策づくりにデザインアプローチを取り入れることをメンバーのみなさんがどう思っているか、また、日本らしい政策デザインとは何かを伺いました。 (下記、前編記事です) 後編では、横田が考える「デザインアプローチの8つのステップ」を元に、政策デザイ

JEITAのデザインワークショップに参加して分かった「共感」の難しさと「問題探索」の重要性

今回のミッションは「ワークショップ参加」 こんにちは、富士通デザインセンターのデザインアドボケート、横田奈々です! 今回は、2023年3月2日に東京・渋谷にある共創拠点「渋谷QWS」で開催された、「JEITAデザイン委員会」主催のワークショップ「JEITAエコシステムトライアル」に参加してきました。 前回の宇田さんとの対談から引き続き、「社会課題×デザインアプローチ」をテーマに、横田の仮説「デザインアプローチの8つのSTEP」を検証できたらと思います。特に「STEP1の問題

デザインアドボケート横田が富士通のデザインセンター長に聞いた、「なぜ社会課題にデザインアプローチ?」

はじめにこんにちは、デザインアドボケートの横田です! UIデザイナーとして富士通株式会社に入社後、2年目でポスティングを経てデザインアドボケートになりました。学生時代に海外のデザインワークショップに参加した経験から、デザインの力で社会をより良くすることにもっと活かせないかと思い、活動をしています。 「デザインアドボケートチャンネル」は、横田が、デザインアプローチで社会課題に取り組むことについて、さまざまな専門家や実践者と対談し、その可能性を探っていきます。1回目は、最近、