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DESIGN SPECTACLES

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#本質

社会課題の本質にアプローチするために。

みなさんと共に、社会の課題を多角的な視点で「もっとやさしく」捉え直すメディア〈DESIGN SPECTACLES〉。 鼎談第一回目では、複雑で漠然とした課題を、余白のある「問い」へと括りだす重要性や、そのために必要な視点を模索してきました。 しかし、「問い」を立てる前提となる「本質の課題」は言語化されていないことも多々あります。 困っている人に「何が問題なんですか?」「何が必要ですか?」とダイレクトに質問しても、困っている人は解決策をもっていないからこそ、困っている。

【動画公開】鼎談のライブ感をお届け!

こんにちは!<DESIGN SPECTACLES>編集部です。 <DESIGN SPECTACLES> 記念すべき第1回目の鼎談企画として、ゲストに、KESIKI 石川 俊祐さん、リ・パブリック 市川 文子さんをお招きして、社会が一体となって社会課題の解決に向かうためには、どんなアプローチが必要なのかをテーマに、デザインの視点で富士通 デザインセンター長 宇田と語っていただきました。盛り上がりを見せた本鼎談の様子を、文字ではなかなか伝えきれないリアルな空気感や発せられる言葉

立場を越える「問い」と共創への「余白」が、社会課題を解いていく

環境破壊、少子高齢化、経済格差、資源の枯渇。 今、私たちが直面する課題の多くは複雑で、そう簡単には解決できません。 こうした課題を解くために、企業、行政、NPO、研究機関など、様々な組織がそれぞれ努力を重ねています。しかし、一部の組織や意識の高い人だけが頑張っても、社会全体の問題は解決されないもの。例えば、誰かがCO2を削減しても誰かが出し続けていたら気候変動は止まりません。様々な組織や個人を含め、社会が一体となって解決に向かうためには、どんなアプローチが必要なのでしょう?