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〈DESIGN SPECTACLES〉です。はじめまして!

こんにちは。〈DESIGN SPECTACLES〉編集部です。
このメディアに、たどり着いてくださったみなさん、ありがとうございます!

みなさんと社会課題を「もっとやさしく」捉えなおす場として、
このたび、富士通のデザイン組織「富士通デザインセンター」の公式メディア〈DESIGN SPECTACLES〉を立ち上げました。

第1号の記事は、はじめのご挨拶として、なぜ、私たちがこのメディアをスタートさせたのか、その背景をお伝えしたいと思います。



なぜ、富士通デザインセンターがメディアを作ったのか

「サステナビリティ」「SDGs」・・・
多くの人が今より社会を良くしていきたいと願い、ワクワクする未来を次世代に手渡そうと動き出しています。

でも
「社会課題」って、何から手をつけたら良いのだろう?
「より良い社会」って、いったい誰にとってどんな社会のことだろう?
「持続可能な社会」って、どうやって、実現していけばいいのだろう?

社会の課題をもっと分かりやすい形に捉え直し、多くの人がアクションしたくなる形に変換できないだろうか?
そんな問いが生まれたとき、わたしたちがこれまでやってきたことを役立たせることができるのではないかと考えました。なぜなら、 デザインには、どんな複雑な課題でも、ポジティブに前進するための新たな価値を生み出す力があると信じているからです。

例えば、様々な立場のユーザーになりきって考えたり、抽象的で複雑な要件を具体的な形へと可視化したり。
何かひとつのものを形にするたびに、デザイナーがいつも大切にしていることは、「いろんな視野のめがねで物事を見つめること」とも言えるかもしれません。

遠くが良く見えるめがね。近くが良く見えるめがね。子どものめがね。おばあちゃんのめがね。

さまざまな眼鏡を交換するように、さまざまな人々の視点に寄り添う。
そうすることで、捉えどころのない社会の困りごとが、等身大の問いへと変換できるかもしれない。

本質的な問いは、多くの人の心が動くきっかけになるかもしれない。
そんな想いから、〈DESIGN SPECTACLES〉(めがねの意)は生まれました。



これから、DESIGN SPECTACLESでやっていきたいこと

社会の課題を、人間中心の「優しい視点」で、誰もが参加できる「易しい問い」へと噛み砕く。

そうすることで、たくさんの新しいアイデアが生まれ、それぞれの立場から解決への一歩が踏み出せるのではないかと、私たちは考えています。

富士通のデザインには、1980年代初期から人間中心デザインを活用してきた伝統があります。いつの時代も、人と社会を見つめ、エンドユーザーの体験を向上させるプロダクトやサービスをデザインし、さまざまなソリューションの提供を目指してきました。

すべてのことを「人起点」で発想する哲学は脈々と受け継がれ、現在も社会と密接なデザイン活動を広く展開しています。そしてさらに、私たちが、大切にしてきたデザインの志を社会全体へとひらいていくことで、さまざまな社会の課題解決に役立つ存在になっていきたい。そう願い、私たち自身の役割を見つめ直し、ミッションステートメントとしてありたい姿を言語化しました。まさに、今、進化をしようとしています。

ただ、〈DESIGN SPECTACLES〉は、富士通デザインセンターだけのものではありません。デザインの力を活用し、より良い社会に向けてアクションしていくすべての人と共に育てていきたいと思っています。

ひとつでも多くの社会課題を解決するためには、それぞれ異なる得意分野や発想を持ったプレイヤーが一丸となって協力することが必要だと考えています。なぜなら、課題に対してカラフルな答えが集まれば、それだけ解決の可能性が上がると思うからです。

社会の課題がひとつの会社やひとりの人で解いていくものではなく、同じ目的でつながれた“私たち”みんなの問いと なること。それを、多くの人々と共に「より良い社会」を創ることへと繋げていきたいと心から願っています。

今後は、このメディアを通して、さまざまな記事での発信やイベントを企画していきたいと考えています。

より良い未来に向けて、“あなた”と“わたし”で。


Fujitsu Design Center  Mission Statement  社会の課題を、等身大に。 社会の明日を、あなた と わたし で。  世界を取り巻く課題は、日々複雑さを増しています。  富士通デザインセンターの役割は、 そんな捉えどころのない課題をやさしくときほぐし、 解決の可能性を広げることです。  人に寄り添う「優しい」視点で。 糸口となる「易しい」問いへ。  人の気持ちや困りごとの背景を、徹底的に理解する。 顔が見える距離に身を置きながら、課題を等身大に定義しなおす。  こうして初めて、 同じ社会を生きるあなたとわたしとして、 共に課題に向き合うことができます。  そして、この関係性があってこそ、 一人ひとりに確実に届き、 社会の未来を形づくる解決策が生まれると信じています。
Mission Statement


富士通デザインセンター 
DESIGN SPECTACLES 編集部 


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